色のある世界は別世界である。色の濃淡が語る感動の物語が広がっている。色盲や色弱など視覚障害者が色のある世界を発見した時の振る舞いを見るとよく伝わる。百聞は一見にしかず。動画を見れば、あなたも世界を再発見できる。
色のある世界は別世界である。色の濃淡が語る感動の物語が広がっている。色盲や色弱など視覚障害者が色のある世界を発見した時の振る舞いを見るとよく伝わる。百聞は一見にしかず。動画を見れば、あなたも世界を再発見できる。
無意識の本質は快楽であり、意識の本質は苦悩である。幼年から壮年にかけて意識がはっきりするほど苦悩が深まり、死に際が見え始める壮年からは意識がぼんやりし始め、ぬるま湯に浸かるように心地よくなり、四苦八苦が薄れる。
心地よく感じる人口が大半を占める高齢化社会が訪れた現在は、世界的にも、歴史的にも、黄昏の老衰期を迎えるはずである。
ほぼすべての出来事が想定内に収まり、予測可能でコントロールできる秩序社会の解体である。下克上のある戦国社会の再来とも言える。
飢餓に喘ぎ、教育は行き詰まり、労働は減って余暇が増え、反社会勢力と衝突する。
高齢化社会の終焉まで続くスローライフな時代の幕開けである。
ギヴァー 記憶を注ぐ者、という地味な映画がある。
人々から、色彩や音楽、ダンス、動物など一切の記憶を奪い、愛や恋などの欲情を薬剤で抑制することで、格差や差別をなくした人工的な理想郷が描かれている。
理想郷の住人には過去の記憶がなく、知識は新しく定義されて刷り込まれているため、例えば、人を殺すことは、解放するという認識であり、抵抗感や罪悪感はない。(私たちが魚や家畜を殺して食べることに罪悪感を感じないように)
記憶を取り戻した主人公は、景色に溶け込んでいた対象の知識を持ち、対象を区別し、対象に情動を感じ始めることで、愛情や勇気、恐怖、苦悩を覚えてたじろぐが、新しい世界が、今この瞬間、すぐ手に届く場所に存在していたことに気づく。
新しい世界こそが正義だと信じる主人公が、理想郷を飛び出して最後にたどり着いた越境場所が、聖しこの夜を合唱している、よそ様のホームだった。
知識と記憶、認識と解釈が、世界をひっくり返すほどの秘密の媒体であることを、キリストのメッセージとして伝えている。
映画の出来や是非はさておき、同じテーマなので紹介しておく。
スピリチュアルな書籍やセミナーで必ず登場する三種の神器が、幸せと感謝とスクラップブックである。スクラップブックに貼り付けた幸せな世界が、感謝するだけで実現する、という触れ込みで集客している。
この触れ込みの猜疑感は「感謝するだけ」という部分である。スクラップブックに貼り付けた幸せな世界が、「世間様に感謝して、働き続けるだけ」で実現するという触れ込みなら、納得感が出るはずだ。
働くとは何か?働くとは、力を使って影響を及ぼすことである。部屋に引きこもりのニートさんも漫画を読んだり、ゲームくらいはするだろう。つまりニートさんも働き続けてはいるのだが、「世間様に感謝していない」のが問題なのだ。
力の影響範囲を漫画本やゲーム機や自分自身に留めず、世間様に広げなさい。ニートというマイナーな状況にいるあなたは、ある意味、希少価値があるのだから、世間様に感謝して、漫画のレビューやゲームの実況くらいは配信しなさい、とアドバイスを贈りたい。
感謝と対になる言葉は愛情である。感謝すると愛情を受け取れる。不特定多数の愛情がどんどん増えると、親から子に与える無償の愛と同じ性質に変わってくる。つまり、見返りのないあなたへの投資に変わってくる。
感謝の量を測ってみなさい。あなたに足りないのは、「世間様への感謝だけ」なのだ。
精神世界は、仮想世界であり、オープンワールドである。無双になれるし、やり直しもできる。思うがままに自由自在だから、のめり込むし、閉じこもりたくなる。
どうすれば、現実を理想に変えることができるだろう?