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思考

主体性こそが最優先の習慣

コヴィー博士の「7つの習慣」における第1の習慣は、主体性を発揮することである。主体性を発揮することは、目的を持つことよりも、最優先の習慣でなければならない。

何度も言うが、人間はどのような劣悪環境にも耐える性質がある。あなたが主体性を発揮しなければ、あなたの受け身の態度に合わせて、周囲の人も受け身で反応するため、加速度を増して坂道を転がり落ちるように、孤独なニート生活を営むはめになる。さすがに放ってはおけない。

心にやましさがなく、人様に迷惑をかけなければ、今すぐ行動しなさい。立ち上がって挨拶するような小さなことでまったく構わない。魚のようにうろうろとアイドリングしなさい。

あなたの態度が周囲の人に与える影響は、あなたの想像以上に大きい。今回伝えたい秘密は、主体的な態度が他者をコントロールする鍵なのだと言うことである。

人間は生まれながらにしてミラーリングの性質を持ち、相手を模倣するかのように鏡映するのである。あなたが視線をあなたの左手に向けると、相手もあなたの左手に視線を向ける。あなたが微笑むと相手も微笑む。しぐさだけではない。心の情動も相手に感染している。

主体性を発揮する習慣を持たなければ、あなたの現実と理想のギャップが埋まることはない。