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思考

外側の法則と内側の法則

観察するコツは、外側と内側の両面から対象を観ることである、対象を外側から観るだけではなく内側からも観るために、対象の中に入り込み、対象の視点から体験をなぞって感じる、それが秘訣である。

外側の法則はニュートンの古典物理学から成り、ニュートンは、アダムとイブと同じ知恵の果実を食べて物質の特性を解明した。物質は慣性、加速度、反作用の特性を持つことを証明した。

もう一方で、内側の法則はシュレーディンガーの量子力学(波動力学)から成り、二重スリット実験の気味の悪い結果から、物質が波動性を持つことを証明した。

物質が波動性を持っているとは、位置を特定できないもしくは運動量がない、という意味であり、より端的に言うと、生きているもしくは死んでいる、という意味になる。シュレーディンガーの猫というキーワードで検索してみてほしい。さらに言い換えると、観察する前から物質の状態が決まっているのが外側の世界であり、観察するまで物質の状態が決まっていないのが内側の世界なのである。

また驚くべきことに、観察する前の物質の状態を磁気でコントロールできることが量子実験から分かっている。磁気を使って内側の世界をコントロールし、外側の世界に出力できるのである。