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思考 感覚

絵の上手な人と絵の下手な人

絵が上手な人と、下手な人の違いは何か?結論から伝えると、その絵をどこから持って来ているかに尽きる。絵が上手な人は左から右に絵を写しているが、絵が下手な人は心から絵を写している。

絵が上手な人は、左に配置した物を右に描き写すので、正確で写実的である。いきなり細かな部分から書き始める人もいる。

絵が下手な人は、心から引き出した曖昧なイメージを描き写すので、抽象画のような絵になる。全体の雰囲気から描き始める人が大半である。

上手な生き方の人と、下手な生き方の人の違いも、同じことが言える。

現実を上手に描き直したいなら、色鮮やかな内側の精神世界では情動の臨場感を観察し、無味乾燥な外側の物質世界では対象を数値で正確に模倣することに執着しなさい。

外側の模倣に内側の情動が連動した時、思考の現実化が始まり、正確な描写で現実を描き直せる。