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思考

理想と現実

引き寄せの原理を説明しよう。まずは両腕を前にまっすぐ突き出してください。次に両手の指を絡めてしっかり両手を組み合わせてください。それから絡めた人差し指の二本だけを外して上向きに立ててください。外した二本の人差し指以外、両手は握り合わせたままです。上向きにピストルを構えたポーズが出来ましたか?出来たなら深呼吸してリラックスしてください。二本の人差し指の間にわずかな隙間を作り、その隙間をしっかり見つめてください。集中して見続けてください。どうなりましたか?隙間は埋まり、二本の人差し指は触れ合いましたね。

今回のように、わずかな隙間を作り、そこに集中すれば、無意識のうちにギャップを埋めてしまう性質が人間にはある。この観念運動と呼ばれる自然体への回帰は指の間だけに限らない。同様の作用は時間や場所を超えて働くため、理想と現実といった精神的なギャップでもよい。本来あるべき自然体との隙間に違和感と臨場感があるほどギャップは埋まりやすい。忘れずにメモしてほしい大切なことなので、もう一度繰り返す。本来あるべき自然体との隙間に違和感と臨場感があるほど、ギャップを埋める作用が時間や場所を超えて働くのである。

ほんの少しだけ気持ちを前向きにして、すぐ動き始めてほしい。今朝起きた時に今日やろうと思った身近な事を始めてください。あれこれ考えないでください。今すぐ立ち上がってください。一歩前に動き始めてください。掃除や洗濯でもよいし、買い物でもよいし、散歩でもよい。動き始めたら、どんどん運動量を増やして、一定の集中力が必要なレベルまで高めてください。そのまま集中力を維持してください。ゾーンと呼ばれる瞑想状態に近づき、別人のように、やる気に満ちた幸福感に浸れたら成功は間違いない。我に返った時には、理想と現実のギャップがわずかに埋まっているだろう。

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思考

天と地と空

地球は超巨大な磁石である。地球は自転することで磁石となって天と地を分け、その間を電磁波で満たしている。

電磁波とは、スマホやテレビやラジオの電波はもちろんのこと、赤色や青色の可視光線のことである。目の前の景色全体が電磁波であり、空(そら)は電磁波で満たされており、空(から)のものはない。ないものを創り出しているのは意識である。

子供の頃、宇宙は暗闇なのに、空が青く見えるのはなぜか?と考えたことがあるだろう。太陽光が空気中の水蒸気やチリにぶつかり、波長の短い青色が空一面に拡散されやすいから、という回答は理論的だが本質的ではない。

電磁波そのものに青色が着色されているのではなく、短い電磁波を認知した人間が心の中で青色に変換しているのだから、鮮やかな景色は心の中にしか存在しないという事実を受け入れなければならない。

天と地の間に空があり、空を色で埋めることが人生ならば、般若心経が色即是空や空即是色を伝えるとおり、人間には世界の景色をコントロールする能力が秘められている。

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思考

あるべき世界の姿を変えるには

それは本当にあなたのあるべき姿なのか?両親や兄弟、親友、先生、先輩、身近な誰かにコントロールされてはいないか?彼らと、同じ口調で、同じ言葉を発していないか?

絶えず頭の中で繰り返す声の主は、あなたの周囲にいる5人の平均人物である。それが内なる心の声の正体である。

内なる心の声は、周囲5人の平均値で抽象化され、かつ、確率分布の期待値で未来化され、あなたのあるべき姿をあぶり出して、大数の法則と同じ作用で、あなたをそこに導く。

内なる心の声は、繰り返し、あなたのあるべき姿を語る。それがあなたの望みの姿なら何も問題はない。しかし、それがあなたの望みの姿と違うなら、運命を変える方法を授けたい。

人間にはミラーリングの性癖が備わるため、未来の自己イメージを変えるには、身近にいる5人のメンバーを変えるしかない。場所を変えて、時間の使い方を変えて、身近な仲間を変えるのである。自己イメージが違うなら、たとえ身近な5人が大切な家族や親友であっても変えなければならない。

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思考

あるべき世界の姿になる

突然、教室や職場が笑い声に包まれる時があるだろう。私には関係のない話題で笑いが起こったと思わないでほしい。あなたの顔が笑っていないことを承知しているが、間違いなく、あなたの無意識が笑いを呼び起こしたのだ。その笑いには秘密の力が隠されている。これは外応と言って、自分の心に反応した外部環境からの応答である。

なぜか?あなたの本心は笑いたいのに、あなたの顔が笑わないからである。そのギャップを埋めるために、量子の重ね合わせや絡み合いが、空気に笑いを生じさせたのである。世界は多重化されており、確率分布に従って存在している。笑いのない世界はもちろん存在したが、あなたの本心が笑いのある世界を選び、引き寄せたのだ。

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思考

雲の中に、お金を保つ

河は龍に例えられる。高い山から見下ろすと、大きく長くうねる様子が龍に見えるからだろう。

龍の河は海に向かって流れ、蒸発して天空を目指す。昇天した蒸気の龍は、雨雲をまとって、雷鳴を放つ。あなたも、子供の頃、夏の校庭から見上げた巨大な積乱雲に目を見張ったはずだ。

龍は水の循環を示唆しているだけではなく、ひいては、お金の循環を暗示している。大海ではなく雨雲の中に、白波ではなく蒸気の形で、水を保つことが道理であるように、大衆ではなく精神の中に、貨幣ではなく電子の形で、お金を保つことが秘密の奥義なのである。

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感覚

無意識は群がる

レジ前や駅ホームで、群れが群れを呼び、さらに群がる現象を見たことがあるだろう。

人智を超えた無意識にはミラーリング作用がある。目の前の人物と同じ動作をしてしまうのだ。あなたはマクドナルドにいると仮定しよう。人目をひく容姿や格好をしている。周りにはスマホを見ながらイヤホンをして音楽を聴く若者たちが沢山いる。あなたが食事を終えて席を立つと、違う席にいた知らない彼も立つ、あなたが一歩前に歩けば彼も一歩前に歩くはずだ。そこであなたがさっと席に戻って座り直すと、彼は迷いながら、ぎこちなく店を出るだろう。

彼の無意識はあなたの意識にリンクしていたのだ。彼の身体は、彼の意識下ではなく、あなたの意識下にあったのだ。他人の身体を操作する科学実験をTEDで見ることができる。壇上の科学者グレッグ・ゲイジは会場にいる男女を選び、双方の腕と腕に電極を貼ることで、女性の意識で、男性の腕をコントロールしてみせる。電磁力の強弱に違いこそあれ、作用する原理は同じである。

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思考

沈黙は金、雄弁は銀

沈黙は金、雄弁は銀というが、どういうことなのか?

雄弁なことは素晴らしいが、沈黙すべき時を心得ることはもっと素晴らしい。

沈黙の偉大さを確かめようと、口を大きく開けて、考えを巡らせてみた。計算ひとつできない。何も考えられず、惚けたままの自分自身に驚いた。脳みそに酸素が行き渡っていないようだ。

口を閉じて沈黙することで、ようやく息が整い、頭が回転し始めた。

知恵が湧き出る時は、沈黙の時であり、雄弁の時ではないのだ。

沈黙してアイデアを思いつき、それから雄弁に語る。沈黙が一等で、雄弁は二等なので、沈黙は金、雄弁は銀なのだ。

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その他

Hello spiritual world!

精神世界は、仮想世界であり、オープンワールドである。無双になれるし、やり直しもできる。思うがままに自由自在だから、のめり込むし、閉じこもりたくなる。

どうすれば、現実を理想に変えることができるだろう?